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GOROGOROWIN

Author:GOROGOROWIN
経歴:企業年金の事務・システム企画や制度引受・管理業務に永年携わり、関連組織の統合・新設や事業会社の立上げによる事務・システムの構築と運用を行ってきました。現在は内部検査業務に従事しています。

専門:確定拠出年金をはじめとする企業年金の契約引受業務、保全業務の運用と事務・システム構築のアドバイスやコンサルティング、運用スタッフに対するコーチングを専門としています。

保有資格:
社会保険労務士(法3条の有資格者)
1級企業年金総合プランナー(DCプランナー)
宅地建物取引主任者 など

趣味:熱帯魚飼育・観賞、ゴルフ、料理を作ること・食べること、音楽鑑賞(ZARD、Celine Dion等)

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国民年金の事業に必要な費用13(積立金の運用収入)

今回は、「国民年金の事業に必要な費用13(積立金の運用収入)」です。


積立金は、「年金積立金管理運用独立行政法人」に寄託して運用を行っています。

平成12年度までは、旧大蔵省資金運用部に預託していましたが、法改正により厚生労働大臣による自主運用が導入され、「年金資金運用基金」が厚生労働大臣の定める運用の基本方針にしたがって、民間の運用機関を活用しながら運用を行うようになりました。

その後、平成13年に閣議決定された「特殊法人等整理合理化計画」に沿って、平成16年の法改正により年金積立金の管理・運用の専門機関として平成18年4月1日に設立された「年金積立金管理運用独立行政法人」が、厚生労働大臣から寄託された年金積立金の資金運用業務に特化(住宅融資、教育資金貸付斡旋の業務は他の独立行政法人に承継)し、また学識経験者からなる運用委員会を設置して運用の基本方針の策定や業務執行の監視を行っています。

国民年金の運用利回り(名目)は、「厚生年金・国民年金 平成16年財政再計算結果」報告書によると
平成12年(2000)以前の過去15年平均で4.9%(厚生年金は5.4%)
過去10年平均で4.5%(厚生年金は4.8%)
過去 5年平均で3.9%(厚生年金は4.1%)でしたが、
平成13年度以降15年度までの自主運用による運用利回り(名目)は、
年度ごとに1.29%、-0.39%、4.78%
(厚生年金は1.99%、0.21%、4.91%)でした。

また、平成16年度の運用利回り(名目)は、「平成16年度 厚生年金保険および国民年金における年金積立金運用報告書(平成17年10月)」によると
国民年金は、2.77%(厚生年金は2.73%)でした。

平成16年財政再計算における平成112年度(2100年度)までの財政見通しの経済前提の一つである運用利回り(名目)が、平成16年度で国民年金1.57%(厚生年金1.69%)であったことから、平成16年度の実績は、経済前提を1%以上上回っており、今後報告される「平成17年度 厚生年金保険および国民年金における年金積立金運用報告書」で想定される結果を含め早くも財政見通しとしての信憑性が疑問になってきました。

次回の平成21年度財政再計算の財政見通しが平成16年度とあまりに乖離すると「年金財政の均衡」のために新たに導入した「有限均衡方式」(次回解説します)による100年安心計画が最初の財政計算で積立金の規模の在り方(平成112年度の積立金の規模を前年度の支出の1年分として保有)を含めて再び抜本的な見直しが必須となり、大きな政治問題に発展しかねません。

次回の解説は、「国民年金の事業に必要な費用14(有限均衡方式)」です。

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国民年金 | 20:20:06 | Trackback(0) | Comments(0)
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